この言葉に尽きる

孫子によれば以下

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず =敵と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負けることはない

彼を知らずして己を知れば、一勝一負す=敵情を知らないで味方のことだけを知っているのでは、勝ったり負けたりして勝負がつかない

彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し=敵のことも味方のことも知らなければ必ず負ける」


実際にビジネスなり勝負事なり、勝っている人はなぜ勝てるか?

たまたま運が良いからか?
時代がよかったからか?


そうではない、勝ち続けることの出来る人は、あるズルをしているのである!

これを知っている人はかなりセンスがある、どんな世の中になったとしても勝ち続けることができるか、勝ち続けることができるにはどうしたらよいかを模索することができる能力がある。


・・・
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答えは、「 勝てる勝負しかしない」である笑


いやいやそんなことはあり得ないと思うかもしれないが、セコイ!とか卑怯だ!とかそんなおいしい話はおかしい!とか思うのは当然だと思うが、これは事実である。

逆に勝てないと思うことは、
「やらない、かやったとしても遊び程度、負けても自分に跳ね返ってこない範囲しかやらない」のである。

それができる人間が少ないのは、冒頭の「彼を知り~」を把握していない人が大半だからである。


絶対的な優位性が存在して、高確率で自分が勝利するというシナリオを組む、言わば出来レースを組み、それを実行する。


この一連の行動をとるためには、
①敵を知る(時流・ライバル・競合他社)
②自分を知る(自分がどの分野で秀でているかを理解する、何が足りないのか、何が出来ないのかを知る)
③敵≦自分の図式を組み立てる
④行動し統計をとる
⑤ひたすらこれを繰り返す

が、必要になる。


全く何も考えずに敵と相対しても勝てない、敵は強大で武器も持たず、戦略も無く勝利することはできない。


自分には何ができて何ができないのか…?
できないことをできるようにするというステップよりも、自分が出来ないことを理解するステップのほうが先。

敵対するまでにやるべきことなどいっぱいある、それを凌駕して初めて勝利となる。


漫画「HUNTER×HUNTER」のハギャ(レオル)のセリフがとても好きだ。

レ:「今はこいつらには勝てない」

正しく百獣の王である。(死んだけど笑)

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