株式市場はオープンとクローズがあり、クローズしているときに材料が出るとしばしば、オープンにかけてプライスが吹っ飛ぶことがあります



これを【放れ】といいます



【放れ】は相場参加者の心理の中でも、次の一手を推測するのにかなり重要なメッセージを伴っていることが多く、注視しなければなりません



為替相場においては昨今、テクノロジーの進化により【土日(NYの閉場)を除く日の24時間いつでも取引が可能】なので、放れが発生するのは、基本的に【月曜日】にしか発生しないのです



放れが起きる=放れた方向のプレーヤーが怖くなってポジションを解消しまくった、という意味です



今回のケースであれば、先週末に捌ききれなかった【売り方】が逆の注文を入れて翌週に持ち越すも、市場のオープンと同時に決済がされて【買い注文】を出されてしまった=【放れ】ということです



【放れ】を出された側には人権は基本的にありません、一度持っていたポジションを更地にされ、追撃しようにも攻めるポイントがないからです



このように、一見なんの変哲も無い状況でも、優位な局面が存在します



そして【放れ】=【窓】と呼ばれます



出来た【窓】が埋まるのか、埋まることなく別の【窓】を形成するか…



そこにも明確に市場参加者の心理が息づいているのです




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