2015~2016にかけて


通貨としての意義が問われるような状況に置かれているのがEUROである


加盟国のそれぞれで金融政策も金利も財政も異なる状況を、通貨という枠組みに無理矢理落とし込んだのがEUROであるから


フランスやドイツといった北欧の優等生国家と


PIIGS(ポルトガル・アイルランド・イタリア・ギリシャ・スペイン)と呼ばれる南欧の劣等生国家を


EUという地域での共同体として扱うという施策には限界がある


本日EUの量的緩和が発表されたが、向こう半年~1年はユーロは買われれば絶好の売り場となり、際限なく円やドルに対して下落をしていくだろうと予想できる


最終的にはEUROという枠組みが崩壊して、優等生のEURO(仮)と劣等生のEURO(仮)という2種類の通貨が新しく設定され、


前者は変動相場制、後者は固定相場制になるのではないだろうか

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